こんにちは、うみこです。
子どもの小学校入学にあたり提出するよう渡されたのが「家庭環境調査票」
なんの説明も、記入例もなく渡されたので
書き方に悩んだ部分もありました
この記事では、新一年生の家庭に向けて、「家庭環境調査票」の書き方や迷うポイントをお伝えしますね。
家庭環境調査票とは
小学校に入学する前(もしくは入学直後)になると、「家庭環境調査票」という用紙を提出するよう求められます。
自治体や小学校によって「児童環境調査書」や「家庭調査票」など呼び方は様々ですが、どれも目的は同じ。
学校が、緊急時の連絡先を把握するため
担任が、子どものことを知るため
子どものためになる書類だから、手間だけどしっかり書こうね
書く内容(よくある項目)
自治体や小学校によって少し異なることもありますが、よくある書く項目を紹介しますね。
【児童本人について】
・氏名
・性別
・生年月日
・住所、電話番号
・小学校入学前の在籍園
【家族について】
・同居家族の氏名、続柄、年齢
・(家族が学生の場合は)通う学校名
・緊急時の連絡先、勤め先
【児童の情報】
・アレルギーの有無などの身体状況
・性格
【略図】
・自宅〜小学校までの地図
・通学路
・自宅の目印
【学校への要望や伝えておきたいこと】
(欄がない場合も)
学校への要望や伝えておきたいことには、担任に特に気にしてほしい点を書いたりするよ
(例:子どもの良いところを伸ばしてほしい、苦手なことにもチャレンジさせたい、人見知りで大人しいので友達と仲良くできるか心配です)
箇条書きで、簡潔に書くのがオススメ!
「家庭環境調査票」とは別に、「保健調査書」も用意されていることが多いです。
こちらにはアレルギー、既往歴、予防接種の有無、かかりつけ医、健康保険証の情報などを詳しく書いて【学校と情報共有】します。
書くときのポイント
「家庭環境調査票」を書く時に、迷いやすい・間違えやすいポイントをお伝えしますね。
名前は略字で書かない
氏名の漢字は、戸籍の正式な漢字で書きましょう。
たとえば、斉藤・斎藤、山崎・山﨑、高・髙、恵・惠など。
「どちらでも…」と思うかもしれませんが、学校が把握しているのは戸籍に載っている正式な漢字の氏名です。
なので、略字は使わずに、正式な漢字で書きましょう。
住所はマンション名・部屋番号まで
学校は、通学路・通学班を決めたり、家庭訪問をしたり、緊急時のために住所を確認しています。
先生がわかりやすいように
- 地名を省略しない
- マンション名・部屋番号まで
住所はきちんと書きましょう。
家族の連絡先は重要!
家族情報の中でも「連絡先」は、とても重要です。
なぜなら、子どもが事故や病気をしたときなど、何かあったときに学校が連絡するために使うからです!
「勤務先」について詳しく聞くのも、緊急時に連絡を取るためだよ
確実に連絡がつくように、正確に・詳しく書きましょう。
自分の携帯電話だけでなく、会社の電話番号や近所の祖父母など、日中に連絡がつきやすいところを書いておくといいですね。
電話番号を書き間違えないように、気をつけてね!
子どもの長所・短所、特技
どう書いたらいいのか、ここが1番悩むところですよね。
褒めたら親バカっぽいかな…
短所を書いたら先生にどう思われるか心配かも
そんなに難しく考えなくて大丈夫だよ
担任が、初めて会う子とスムーズに接して指導していくための『参考に』聞いているだけです。
難しく考えずに、普段の様子から感じることや、園で先生からよく言われていることなどを簡潔に書けば大丈夫ですよ。
例えば
- 誰にでも挨拶できる
- 友達が大好きな明るい子
- 優しい性格です
- 好奇心が旺盛
- 好きなことに熱中する集中力がある
- 食べることが大好きで、好き嫌いなく何でも食べます
- 緊張しやすく大きな声を出すのが苦手です
- 決められたルールを守れます
- スイミングが大好き
なかなか思いつかない場合は、長所⇔短所を裏返しながら考えると書きやすいですよ。
イメージしやすいように、いくつか例を載せておきますね。
【長所】いつも元気で明るい
【短所】落ち着きがなく、少し飽きっぽい
【長所】優しくて穏やか
【短所】人見知りなところがある
【長所】社交的で、誰とでもすぐ仲良くなれる
【短所】たまに調子に乗ってしまうことがある
仲の良い友達、休んだ日の連絡を頼める友達
これも書きにくい箇所です。
まだわからないよ!
我が子は、保育園で、特定の誰かと仲良しというわけではなく。(マイペースな子で…親としてはちょっと心配)
休んだ日の連絡をと言われても、すごく近所に、同じ保育園の子はいませんでした。(というかママ友が全然いない)
ここは書けたら書くで大丈夫だよ
新1年生の場合は、無理に書かなくても大丈夫なので安心してくださいね。
略図・地図
自宅〜小学校までの地図を描きます。
描くのが苦手な人は、ネットで印刷した地図を貼ってもOK!
先生が、家庭訪問で迷わずたどりつけるのを目標に
「家庭環境調査票」のよくある質問・疑問
ネットでよく見かける質問・疑問をまとめたので、参考にしてくださいね。
続柄は児童から見て
保護者や家族の「続柄」は、入学する児童から見た「続柄」を書きます。
児童から見て[jin_icon_arrowb size=”16px” color=”#FF7FA1″]父、母、兄、妹、祖母など
書いている保護者から見た「続柄」ではないので注意しましょう!
ボールペンで書く
鉛筆やフリクションなど消える筆記具は、公的な書類に書くには相応しくありません。
特別な指示がなければ、普通の黒ボールペンで書くのが良いでしょう。
職業はありのままを
職業は、連絡がつきやすいかどうかの参考にするくらいなので、難しく考えず、ありのままを書けばOKです。
[jin_icon_arrowb size=”16px” color=”#FF7FA1″]会社員、自営業、パート、主婦、無職、求職中など
例えば、パート・アルバイト、主婦・無職は、どちらでも構いません。
単身赴任やシングルマザーは書く?
父が単身赴任中、シングルマザーで育てている、などのプライベートな情報。
絶対に書かなきゃいけない決まりはないので、書くか・書かないかは個人の判断でOKです。
ただ、緊急時の連絡のため・今後子どもと接していってもらうために、「家庭環境調査票」に書いて伝えておく人が多いようです。
伝えたい人は、職業欄に「会社員(単身赴任中)」と書いたり、伝えておきたいこと欄や欄外の余白に「母子家庭です」と書くといいでしょう。
調査票で学校とコミュニケーションを
この記事では、小学校入学時に提出する「家庭環境調査票」の書き方・よくある質問について解説しました。
「家庭環境調査票」の目的は
学校が緊急時に、保護者と連絡をとるため
担任が、子どもとスムーズに接して指導するため
個人情報をあまり書きたくないという人もいるかもしれませんが、必要目的以外に使用されることはありません。
また、家庭と学校が「協力して」子どもを指導していくために必要な書類であり、決して、書く内容で子どもが評価されるわけではないので安心してくださいね。
ありのままを丁寧に書けば、大丈夫だよ
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