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SDGsとは|子どもにも【簡単に】わかりやすく説明

こんにちは、うみこです。

先日家族でお出かけした先で「SDGsスタンプラリー」が開催されていました。

スタンプラリー大好きな子どもが参加したのですが…

うみこ

「SDGsってなに?」と聞かれて、答えられませんでした…

最近よく聞くSDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉ですが。

どういう意味だか説明できる人は、多くはないのではないでしょうか。
(私がそう思いたいのですが笑)

うさぎ

んーー
なんとなくエコっぽい感じ?

ネットで検索しても、なんだか難しい言葉が並んでいて、結局なんなのかよくわからない…

そうなりがちなSDGsについて勉強しました。

この記事では、子どもにも伝えられるように簡単に!
SDGsについて説明します。

これを読めば、お子さんに聞かれたときに堂々と話せるようになりますよ。

目次

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

SDGsとは「Sustainable Development Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)」の略。

SDGsの読み方は、エス・ディー・ジーズ

  • Sustainable:持続できる、耐えうる
  • Development:開発、発展
  • Goals:目標、目的、ゴール

日本語に直訳すると、「持続可能な開発目標」です。

うさぎ

よく聞くけど、これの意味がわからないんだよね

今の地球上には、貧困・戦争・環境汚染など、たくさんの課題があります。

人や地球が苦しんでいる課題を解決して、人類みんなが豊かで幸せに暮らしていける世界にしたい。
そのために取り組むことが「開発目標」

みんなが幸せで豊かな世界は一時的なものではなくて、未来もずっと続けていけるようにしたい。
それが「持続可能」ということです。

「SDGs」は、地球に住むみんなが明るい未来を手にするためにつくられた「世界を変えるための目標」です。

SDGsを作ったのは国連

2015年の国連サミットで、加盟国の全会一致で決まったのが「SDGs」です。
2016年から2030年までの15年間で「17の目標と169のターゲット」を達成しようと決めました。

17の目標は、大きなテーマ
169のターゲットは、具体的に目指すこと

うさぎ

そんな前からあったなんて知らなかったよ

うみこ

国連(国際連合)は国際平和と安全のための機関で、加盟国は193カ国あります。
ちなみに世界の国の数は196カ国なので、ほとんどの国が国連に加盟しているということですね。

〈参考〉外務省:世界の国数

地球のみんなが行動する

SDGsの目標を達成するために行動するのは、国や政府だけではありません。

『より良い世界にする』ということは、地球で暮らすみんなの協力なしには実現できません。

企業や学校、地域社会、子どもも含めて、みんなが出来ることに少しずつ取り組んでいくことが求められています。

「自分に出来ることはなんだろう?」と考えてみて、実際に行動してみる。

それがSDGsで大事なことです。

うみこ

たとえば…世界には食べるものが無くて死んでしまう人が大勢いて、日本の中でも貧困で満足に食べられない人がいます

それを知ったら「食べ物を大事にしたい」と思いますよね

そして、自分に何かできることがないか、小さなことでいいから考えてみると
「余っている食品を寄付する(フードドライブ)」など、身近にできることがありますよ

うさぎ

なるほどね!
SDGsが少し身近に思えそうだよ

SDGs 17の目標

「SDGs」地球のみんなが豊かで幸せに暮らす未来のための目標は、17あります。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を目指そう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも 経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 済み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさを守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう
うさぎ

たくさんありすぎて、頭がいっぱいになっちゃう

うみこ

ざっくり言うと
世界のみんなで協力して、不平等や暴力・差別をなくして、地球環境も守って、全員が豊かに幸せになろう!ってことだよ

5つの「P」

5つの分野(5つのP)に分けてイメージすると、17の目標で目指すのがどんな世界なのかわかりやすくなります。

  • People(人間)…1〜6の目標
  • Prosperity(豊かさ)…7〜11の目標
  • Planet(地球)…12〜15の目標
  • Peace(平和)…16の目標
  • Partnership(パートナーシップ)…17の目標

1.人間(People)

貧しさや飢えで苦しむ人たちの問題を解決して、みんなが健康で平等に生きていけるようにしよう。

誰もが人間らしく生きていける世界をつくるための目標です。

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー平等を目指そう

⑥安全な水とトイレを世界中に

2.豊かさ(Prosperity)

どの国に産まれても・暮らしていても、豊かに安心して暮らせる世界にしよう。

ここでいう「豊か」とはお金はもちろん、技術の進歩、自然の豊かさなど、あらゆる豊かな世界を目指す目標です。

⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに

⑧働きがいも 経済成長も

⑨産業と技術革新の基盤をつくろう

⑩人や国の不平等をなくそう

⑪済み続けられるまちづくりを

3.地球(Planet)

限りある資源を大切にして、地球の環境を守ろう。

森や海など豊かな自然を子どもたちの未来に残すために、大量生産・大量消費の社会を変えていくための目標です。

⑫つくる責任 つかう責任

⑬気候変動に具体的な対策を

⑭海の豊かさを守ろう

⑮陸の豊かさを守ろう

4.平和(Peace)

平和で、公正な世界にしよう。

争いや恐怖のない、戦争・暴力・虐待のない、平和な世界をつくるための目標です。

⑯平和と公正をすべての人に

5. パートナーシップ(Partnership)

地球に住むすべての人たちが参加・協力しよう。

国だけでなく、あらゆる人たちが力を合わせて取り組むことで、「より良い未来」を実現しようという目標です。

⑰パートナーシップで目標を達成しよう

まとめ:一人ひとりの力で、子どもたちの未来を守ろう

この記事では、よく聞くけど意味のわかりづらい「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」について簡単に解説しました。

スケールの大きな目標が多いので、国や政府がやること、企業が取り組むこと、と遠い話のように感じがちですが。

私たち一人ひとりが、身近なことで取り組めることもあります!

これからの地球のために、子どもたちの未来のために、まずは興味を持って。
小さなことからでも取り組んでいきたいですね。

SDGsについてもっと詳しく知りたい方には、以下がわかりやすいのでオススメです

〈参考〉EduTownSDGs(東京書籍株式会社・積水化学工業株式会社)

〈参考〉中学生向けの副教材『私たちがつくる持続可能な世界〜SDGsをナビにして〜』(外務省・日本ユニセフ協会作成)(PDF)

〈参考〉日本ユニセフ協会:SDGs CLUB

https://umiko-days.com/sustainable/
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